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2012年03月 アーカイブ

2012年03月05日

メガ興奮!バングラディシュ

 1週間のスケジュールでバングラディシュに行って来た。首都ダッカ、インドアッサムに近い東北部シレット、南はミャンマーに近いチッタゴン、南西はインドコルカタ方面への国境に近いジョショール、クルナと、駆け足であちこちを走った。(もちろんバングラは川ばかりだから陸路では短時間では無理。飛行機を利用することとなる。)

バングラの人口は、約1億5千万人.世界一の人口密集国で、人口密度は㎢当り980人、と行ってもピンこないが、千葉県の人口密度が1,200人ほどだから国中ひしめいて住んでる感じ。経済発展に伴い、都市部に人が集中する。首都ダッカはまさに混沌という感じ。

線路沿いのスラム街、もうすぐ汽車が近づいてくるっていうのに・・。皆たくましい。

2012年03月06日

バングラ人も糖尿病注意!

 今日はダッカのスーパーで買ってきたカレーの素と冷凍春巻でバングラディナー!冷凍春巻は、ISO認定、ハラルのマークもある.。ベジタリアンでうまいっ。そしてコメは、なんと低GI米だ!

インドからの糖尿病用コメもある! コメは市場で1㎏ 30円から50円で売られているが、低GI米は100円もする。

 たまたま読んだ新聞Daily Starにも糖尿病のことが書かれているが、バングラメタボ研究所(みたいなところ)には、50万人の患者が登録されていて、その患者や新規患者も含め毎日4千人が研究所を訪れるそうだ。ダッカ市内にはフィットネスクラブもあるし、贅沢する人も増えている証拠。

 FAOのデータでは、バングラディシュの1人当たりの供給カロリーは2200kcalとあるが、供給が超偏っているようだ。たくさんの人口を抱えて、経済は発展する。格差はますます広がるばかりである。

2012年03月10日

1億6千万人がみんな豊かになれるのか

 バングラディシュの経済は、GDP成長率で行くと5から6%の伸びを続けている。私たちがダッカに到着したときも、日本からJETROが50名ほどの視察団と一緒だった。円高だし、どこか効率よく投資できるところはないだろうか。NEXT11でもあるバングラディシュには熱い視線が注がれている。

 ミャンマーに近いチッタゴンは港もあり、繊維産業が盛んである。大きな工場もたくさんあるし、GAPもすでに進出済み。ユニクロもこのあたりも中国の次の生産地と決めたのだろう。

 安い人件費を求めて次々に工場も建つ、お金持ちも増えていく。経済も発展する。しかし、遅れてきてやってきたこれらの新興国は、富める人と貧しいままでとどまる人との格差があまりにも大きい。ましてや1億6千万人すべてが豊かになるとは考えにくい。


<<クルナ近郊 未亡人となった女性たち、農作業中のお昼>>

 日本は、なんとか全員で豊かになったが、ここに来て、持てるものと持てないものの格差、また年寄りと若者の世代間の格差が顕著になってきた。先進国として、なにかええ方法を指し示せないものだろうか。

2012年03月17日

日本外食頑張れるか?!

 バングラから戻り1週間また飛行機に乗ってる。4年半ぶりのNY。株価も上昇気味というが、ガソリン$4/gal にも迫り、人々の生活は節約モードだ。あのWhole Foods Market にも低価格を訴求するPOPが目立つ。マンハッタン内には空き店舗がかなりあった。それも大規模物件。

 タイ、シンガポール、ソウルの方がよっぽど活気あふれている。といっても、世界のNY、勝負したい人は沢山集まってくる。ユニクロも5th Ave, SOHOなど主要エリアに大規模店舗をはって頑張っている。が、図体でかければええっちゅうもんでは決してない。

 小さい店舗で頑張れるのは、飲食ビジネス。日本からは、博多ラーメンの一風堂が進出してえらい人気のようだ。ある夜は、予約なしで行ったら2時間待ち!と言われた。昼行っても20分も待たされた。昼は中国、韓国人が多いようだけど、夜は、もはやラーメンバーと化してえらい賑わい。「いらっしゃいませ〜」と外人に迎えられるのは不思議な気分だけど、異空間として、ラーメンを介し日本文化を楽しめる、そんなところが受けているのかなとも思う。


ユニオンスクエアから3ブロックほど北へ。有名カフェ city bakeryの向かいに大戸屋が開業準備を進めていた。見た目とかたち・・どうやって入っていくのかな楽しみ!

2012年03月18日

modernist cuisine って何? wd-50

modenist cuisine ってご存知ですか? スペインのel Bulli のシェフ、フェラン・アドリアに始まるサイエンスクッキング。液体窒素を使って素材を凍らせたり、フリーズドライにしたり・・人工イクラをつくるようにアルギン酸で、ソースを球体にしたり・・
 今では元マイクロソフトのCTOだったNathan Myhrvoldという科学者にして投資家にして料理人というかっこいい肩書のおじさんが、modernist cuisineを本にまとめている。本はえらい高くて買えまへんが、料理は食べられる。

ノリータのまだ東、Lower East Sideといわれるあたりにある wd-50も、そのmodernist cuisine の先駆的存在だ。しかし、しょぼい店構え、open tableで予約をとるしくみ。
 

 Everything bagel, smoked salmon threads, crispy cream cheese


 foie lafel フォアグラアイスのコロッケとピタパン

おしゃれなかっこの客もいるが、ラフなジーンズ姿の客も、とにかく満員でびっくり!
いろいろ食べられるテイスティングコースは、140ドルにそれに合わせるワインが85ドル、だけど、絶対お得!目でも、舌でも楽しめる。

 ごく一部ですが、、スモークサーモンをパウダー状にしたり、フォアグラをアイスクリームにしたり・・とめっちゃ楽しい。もう1回、すきっ腹で行きたい。

2012年03月21日

なんで夜中まで・・

 東京のアカンところは、夜中までごそごそしてないこと。早々に皆おうちに帰ってしまうことではないかと、NYのみならず、バンコク、ソウル、シンガポールなんか見ていたら思う。


 End of Lineのカードをもってる従業員。どんだけ並ぶねん?!

 Whole FoodsもTrader Joeも、夜中10時回っているというのに長蛇の列。これってあり?老はあまりいないけど、男女隔てなくうじょうじょ買い物している。レストランやバーもいわずもがな。

 家で端末に向かっているのかな、もっと外に出て人と触れ合うことしないとね。

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